社民党石川県連合は今日、地方議員団会議・支部代表者会議の合同会議を開き、全会一致で今夏の参議院選挙石川県選挙区の候補者として柴田未来さん（無所属）の推薦を決定した。
推薦決定を受け、さっそく柴田未来さんと盛本芳久県連合代表との間で政策確認書が交わされる。
確認書は「日本国憲法に則り、平和と人権の尊重を普遍原理とする民主的福祉国家構築への努力をここに確認し・・・」との書き出しで、安保関連法の廃止など４項目で構成される。
引き続き開催された新春交歓会。
盛本代表から安保関連法の廃止や志賀原発の廃炉など社民党に期待される政策課題、運動課題が示され、参議院選挙への力の結集が呼びかけられた。
柴田未来さんも力強く決意表明。
政治の世界では素人の柴田さんがなぜ立候補への決意を固めたかと言えばプロの政治家が本来の政治をおこなっていないから。
明らかに憲法違反の安保法案に対し余りにお粗末な国会答弁が繰り返され、与党からは反対の声が上がらない中、強行採決に至った。
誰かがやってくれるだろう思っていたが、自分が動かなければ変わらないという思いで立候補を決意したと胸中を語る。
参議院選挙で安倍政権は３分の２の議席を獲得し、改憲を目指すと伝えられているが、柴田さんは自民党の改憲草案について、憲法とは何かを知らない素人がつくったものとバッサリ。
憲法公布７０年の参議院選挙、争点は明確だ。