クルマの税金&維持費解説書
レジェンド

レジェンドの維持費は年間30万〜40万円。どんな出費がある?【2023年版の計算結果】

ホンダ レジェンド(LEGEND, ハイブリッド, 2WD)の年間維持費を計算してみました。レジェンドの場合、標準モデルで1年あたりの維持費に30.5万円かかります。こちらは税金、車検、保険、ガソリン代にかかる費用ですが、さらに平均的な駐車場代も払う場合の維持費は年間40.9万円になります。 (2023/01/17更新)

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目次
1. レジェンドの維持費の内訳
  • レジェンドの維持費の内訳は?
2. レジェンドの自動車税額
  • 自動車税額の計算方法は?
  • レジェンドの自動車税はいくら?
  • レジェンドの自動車税のグリーン化特例減税は?
3. レジェンドの自動車重量税
  • 重量税の計算方法は?
  • レジェンドの重量税はいくら?
  • レジェンドのエコカー減税は?
4. レジェンドの自動車税と重量税の合計
  • レジェンドの自動車税と重量税の合計は?
5. レジェンドの保険代
  • レジェンドの自賠責保険代と任意保険代はいくら?
6. レジェンドの車検費用
  • レジェンドの車検でかかる車検基本料と印紙代はいくら?
7. レジェンドのガソリン代
  • レジェンドの燃費と、年間1万キロ走った時のガソリン代は?
8. 駐車場の費用
  • レジェンドの駐車場を借りる場合は年間いくらかかる?
9. レジェンドの年間維持費
  • レジェンドの自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場代を合計した年間維持費はいくら?
10. まとめ

今回はレジェンドを持っている場合に、税金や保険などで年間でどれくらいの維持費がかかるのか計算してみました。

なお、他の車種と比較するとレジェンドの維持費は全車種の維持費ランキングで212位、セダンの維持費ランキングで34位、ハイブリッドカーの維持費ランキングで67位となっています。

レジェンドの維持費の内訳

レジェンドの維持費の内訳として今回は

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • 車検
  • ガソリン
  • 駐車場

にかかる費用をそれぞれ計算してみます。

レジェンドの自動車税額

まずは自動車税を計算してみます。

自動車税の金額は排気量ごとに決まっていて、2023年度の自動車税額はこのようになっています。

排気量 自動車税額
660cc以下 10,800円
1000cc以下 25,000円
1000cc〜1500cc 30,500円
1500cc〜2000cc 36,000円
2000cc〜2500cc 43,500円
2500cc〜3000cc 50,000円
3000cc〜3500cc 57,000円
3500cc〜4000cc 65,500円
4000cc〜4500cc 75,500円
4500cc〜6000cc 87,000円
6000ccより大きい 110,000円

レジェンドの排気量は3500ccなので、その場合の自動車税の金額は5.7万円になります。

詳しくは3500ccの車の税金の計算の記事をご覧ください。

なお、レジェンドの自動車税は全車種の自動車税ランキングで235位、セダンの自動車税ランキングで41位、ハイブリッドカーの自動車税ランキングで68位となっています。

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レジェンドの自動車重量税

自動車税に続いて自動車重量税を計算してみます。

自動車重量税は車両重量ごとに決まっていて、0.5トンごとに4,100円ずつ増えていきます。

ただし、2026年4月30日までに燃費基準をクリアしているエコカー減税対象車を新車登録した場合は0.5トンごとの税額が2,500円になります。

さらにエコカー減税対象車なら購入時に支払う3年分の自動車重量税が減税になります。

重量税の減税額は燃費基準の達成度ごとに決まっていて、それぞれこのようになっています。

2030年燃費基準と重量税の減税額

燃費基準の達成度 重量税の減税
60%達成 25%
70%達成 25%
75%達成 50%
80%達成 50%
85%達成 50%
90%達成 免税
100%達成 免税
120%達成 免税

レジェンドの場合は2030年燃費基準で60%を達成しているので、重量税は25%減税になります。

レジェンドはエコカー減税対象車で車両重量が1980kgなので、車両重量税は1年あたり1万円になります。

また、レジェンドのエコカー減税は25%減税なので、購入時に支払う3年目までの自動車重量税は7500円になります。

なお、レジェンドの重量税は全車種の重量税ランキングで169位、セダンの重量税ランキングで25位、ハイブリッドカーの重量税ランキングで59位となっています。

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レジェンドの自動車税と重量税の合計

レジェンドの自動車税と重量税を年数ごとにまとめるとこうなります。

自動車税減税なし&重量税25%減税のレジェンドの場合

  自動車税 重量税 合計
初年度 57,000円 7,500円 64,500円
2年目 57,000円 7,500円 64,500円
3年目 57,000円 7,500円 64,500円
4年目〜 57,000円 10,000円 67,000円

レジェンドの保険代

税金に続いて保険の費用も計算してみます。

保険には加入が必須となる自賠責保険と、種類を自分で選べる任意保険があります。

自賠責保険については新車購入時に3年分39,120円を、車検の度に2年分27,840円をまとめて払います。

1年あたりにすると1〜3年目は13,040円、4年目以降は 13,920円となります。

任意保険については年齢制限や保障内容などにもよるのですが、平均的には年間約6.5万円ほどとなっています。

レジェンドの車検費用

税金・保険に続いて車検費用も計算してみます。

車検については検査手数料の印紙代が1800円かかります。

あとは車検基本料がかかるのですが、この費用はディーラーや車検業者など、どこに頼むかによって結構変わってきます。

平均的には4万円程度なので、今回は車検基本料は4万円として計算してみます。

合計すると車検費用は

検査手数料 1800円 + 車検基本料 4万円 = 4.18万円

となります。

車検は2年に1回なので、年間のコストとしては半分の2.09万円となります。

また、当たり前ですが新車購入時は車検は不要なので、車検費用がかかるのは4年目以降になります。

車検について詳しく知りたい方はレジェンドの車検代の記事もご覧ください。

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レジェンドのガソリン代

ガソリン代は、年間1万キロ走った場合で計算します。

レジェンドのカタログ燃費はJC08モードで16.8km/lで、実燃費だと11.8km/lくらいになります。

なお、レジェンドの燃費は全車種の燃費ランキングで198位、セダンの燃費ランキングで33位、ハイブリッドカーの燃費ランキングで68位となっています。

レジェンドはハイオク仕様なのでガソリン価格は、リッター175円で計算します。

この燃費でリッター175円で1万キロ走るとガソリン代は14.9万円になります。

カタログ燃費16.8km/l: 1万km ÷ 実燃費 11.8km/l × 175円/l = 14.9万円

駐車場の費用

駐車場を借りている場合などは駐車場の賃料もかかってきます。

月極駐車場の賃料の全国平均は8000円なので、年間だと

8000円 x (12ヶ月 + 更新料 1ヶ月)= 10.4万円

となります。

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レジェンドの年間維持費

これまで計算した自動車税、重量税、保険、車検、ガソリン代、駐車場の費用を足すとレジェンドのグレード毎の年間の維持費が計算できます。

なお、ここでは車の買い替えの多い3回目の車検前までの7年間車を保有した場合の1年あたりの維持費を計算しています。

燃費16.8km/l&自動車税減税なし&重量税25%減税のレジェンドの年間維持費

自動車税 5.7万円+重量税 8928円+自賠責保険 1.35万円+任意保険 6.5万円+車検費用 1.19万円+ガソリン代 14.9万円+駐車場代 10.4万円 = 40.9万円

なお、レジェンドの維持費は全車種の維持費ランキングで212位、セダンの維持費ランキングで34位、ハイブリッドカーの維持費ランキングで67位となっています。

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まとめ

今回はレジェンドにかかる維持費を計算してみました。

また、

の計算の記事もありますのでそちらもどうぞ。

このサイトでは注目の車種の税金や維持費などの記事を書いたりしているので、この記事が少しでも役に立ったらTwitterもフォローしていただけると嬉しいです。

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