プーチン大統領「在日米軍問題抜きに最終決定難しい」

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年末恒例の記者会見を行ったプーチン露大統領=モスクワで2018年12月20日、ロイター
年末恒例の記者会見を行ったプーチン露大統領=モスクワで2018年12月20日、ロイター

 【モスクワ大前仁】プーチン露大統領は20日の記者会見で、日本との平和条約と在日米軍の問題について「平和条約を結んだ後にどうなるのかは分からないが、この問題を抜きにして最終的な決定を下すことは非常に難しい」と述べた。ロシアは日ソ共同宣言(1956年)に基づき歯舞群島や色丹島を日本に引き渡す場合でも、米軍が両島に展開しないという保証を求めており、プーチン氏がこの点を改めて強調した形だ。

 プーチン氏は対日問題に関する発言の最後に「日本との平和条約を結べるよう真摯(しんし)な努力を続けていく」との原則も繰り返した。

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