内容説明
本書は、著者が二〇〇一年八月から二〇〇七年八月までの六年余、七六回にわたって「平和新聞」(日本平和委員会発行、月三回刊)に連載したものである。
目次
北村透谷『平和』発行之辞
泉鏡花「海城発電」
島崎藤村「農夫」(『藤村詩集』「夏草」)
幸徳秋水「二十世紀之怪物 帝国主義」
内村鑑三「寡婦の除夜」
木下尚江「火の柱」
与謝野晶子「君死にたまうことなかれ」
夏目漱石「趣味の遺伝」
徳富蘆花「勝利の悲哀」
田山花袋「一兵卒」〔ほか〕
著者等紹介
伊豆利彦[イズトシヒコ]
1926年福岡県直方市生まれ、東京大学文学部国文学科卒、日本近代文学専攻。横浜市立大学名誉教授。日本文学協会、日本民主主義文学会に所属し、研究/執筆をすすめてきた。2017年12月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。